オオクグ

オオクグ

分類:カヤツリグサ科

国内では北海道~九州の海水の出入りする河口などに生える多年草です。県内でも河口や霞ヶ浦・涸沼 などに見られます。初夏に開花し、上部の穂は雄花、下部の2~4個の穂は雌花です。茎は高さ 40~70 ㎝、葉は幅 5~8mm で、シオクグと隣接して生育していることがありますが、幅広の葉や果実の穂の長 さなどで区別できます。国レベルでは準絶滅危惧に、茨城県では絶滅危惧 IB 類に指定されています。涸 沼では湖岸に点在し、堤内の湿地にも生育しています。