ハンノキ

ハンノキ

分類:カバノキ科

国内では日本全土に知られ、湖沼や河川の岸辺、湿地によく見られる落葉樹です。県内では広く生息し、涸沼では周辺の湿地や放棄水田に見られます。雌雄同株で、花期は早春ですが、雄花序は前年の秋には成長しており目立ちます。雌花序は花期には目立ちませんが、果穂は球果状で秋に熟し、種子を散布した後も残るため、落葉後に目立ちます。成長が早く、林下には限られた植物 しか生育できないので、湿地の貴重な植物が減尐することもあります。